当たる事よりもしっかりと振り抜くことが大事。そのために素振りをしましょう。

ゴルファーの方たちは、僕も含めて良いショットをして良いスコアで回りたいと思いますよね。そして、そのために芯を捉えたしっかりとしたインパクトをしたくなるものです。

しかし、芯を捉えようとすればするほど以外に捉えられないなんてことは、ゴルファーなら一度は経験していると思います。それは、当てようとする意識が強くなって力んでしまったり、スイングで気をつけている事をできなかったりなど色々とあると思います。

そうするとまあ芯には当たらないですよね。芯に当たらないどころかいつもよりひどい状態になってしまうなんてことも良くあります。

僕は高校生の時、ゴルフ部だったのですがその時に教わったことは

・ボールをインパクトの瞬間までしっかりと見る

・身体の軸がブレない様に下半身をしっかりと踏ん張る

・当てる事よりもしっかりと振り抜く事

の3つをかなり良く憶えています。他にも細かい技術的なことも教わりましたが、正直この3つが一番大事なんじゃないかと思います。プロやプロを目指している方、部活動などで汗水流して頑張っている方はこんな当たり前のこと言われるまでもないと思うかもしれませんが、これはとっても大事なことです。

技術面での向上で躓いている時などは尚のことだと思います。まずは初心に帰って今一度基本をやり直してみるということです。そうすることで、意外なことに全然上手くいかなかった事でも簡単に克服してしまうことが多々あるのです。

その時に必要なのが、素振りです。ボールがあるから当てる意識が出てきてしまうんです。数打てば良いというものではありません。

確かに数をこなすのも大事だと思います。正直、僕も高校生の頃はそう思っていました。しかし、それは部活動で毎日のように練習できる環境があったためです。特に僕の高校では学校が山の麓にあったということもあり、すぐ近くにゴルフ場で練習させてもらう事が出来たからという恵まれた環境だったというのもあります。

しかし、大人になるとよほど時間とお金がある方じゃないと正直無理です。どちらかが欠けても数をこなすというのはできません。

そうなってくると、やはり質を問われるわけです。だからこそ、スイングのみに集中できる素振りがとても有効なのです。

素振りをする時に大事になってくるのは、先ほどの3つの中にもあったしっかりと振り抜くということです。素振りはボールが無いから色々なところに気をつけながらやれるという良い面があるのですが、この振り抜くという点を必ず頭に残してやらないといけません。

なぜなら、そこが3つの中でも一番大事な事だと僕は思うからです。

振り抜くことがなぜ大事なのかというと、僕自身もそう教わり、ボール―は打つというより運ぶイメージの方が良いと教わったのもあります。実際、そういうイメージを持った方がボールにフェースがしっかりとフィットすると思っています。

振り抜くことで一瞬のインパクトだけではなく、わずかな違いなのですがボールがフェースに接地している時間を長くすることができます。それが、表現としては運ぶということになるのだと思います。

それができるようになれば自然と当たるようになり芯も捉えやすくなるでしょうし、ボールに力がしっかりと加わるので失速もしにくくなるでしょう。

なので、しっかりと振り抜きましょう。それができるようになってから技術面の練習でもいいと思います。

最後に、最近好調の女子プロゴルファーの畑岡奈紗選手のスイングとプレーをどうぞ。少し伸びあがるようなスイングですが、かなり僕の好みのスイングに近いです。とても、下半身がしっかりとしていて軸がブレず、振り抜いた後のフィニッシュがとても良い感じです!!

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