腰痛の原因は腰より股関節に注目しよう

季節の変わり目などで、最近は腰痛の方が増えているように思いますが、施術を行っているとよく聞くのが、『なんで腰が痛いのに股関節周辺をよくやるのですか?』というものです。

床のものを拾う時、布団から起き上がるときなど、腰を曲げて動かしていると思っている方が沢山いるように思います。もちろん腰も動いているのですが、一番動きが大きいのは股関節です。これだけ健康番組が放送されている中、いまだあまり浸透している感じがないですね(笑)

そのため、股関節を診させてもらうことが多いのは仕方ないことなんです。そして、股関節の動きを良くしてあげるためには、股関節周辺(骨盤)に付着している筋肉へのアプローチは必須です。主にお尻の筋肉、太ももの筋肉で、その筋肉の柔軟性を出すことが第一歩だと思います。

一般的に腰痛持ちの方で多いのが、前屈動作ができないことだと思います。前屈動作ができないと、骨盤自体が前側に倒れてくれないため、もともとそこまで大きく動かない腰部を無理に動かそうとして、腰痛が出てしまうのだと思います。

なので、腰痛がなかなか良くならない方は、腰はひとまず置いといて、こんな感じに太ももの裏のストレッチをしばらく続けてみてください。

因みに、ストレッチのコツは伸びてる感じが出て痛気持ちいいぐらいの伸ばし方で、最低でも30秒は行ってください。間違っても痛みの強すぎる時間が短いストレッチはしないでください。自分で行っているストレッチは体に力が入っているため、いらない力が抜けるまでに時間が掛り、痛みの強すぎるストレッチは呼吸を止めてしまうことが多いため効果が出にくいです。

しつこいようですが、ストレッチの際は痛気持ちよく最低でも30秒、呼吸を忘れずに行ってください。

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