自分の身体を目で見てしっかりと自分を認識しましょう!!

こんな経験はないでしょうか?

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、力を入れる時に力を入れる部分を見てないときより見ている時の方が力が入るなんてこと。

僕自身も一番最初にそれを経験、体験したのが整体学校に通っている時でした。それは、2人1組で1人は親指と人差し指で輪っかを作り指同士が離れないように力を入れ、もう1人がその指同士が離れるように力を入れてもらうという実験でした。

1回目を行ったところ指は簡単に離れてしまいました。

そして2回目を行う前に輪っかを作っている1人が指同士の接着面を360°目で見て確認してもらうことでした。しっかりと接着面を確認した後に、もう1度力を入れてもらいました。

そうしたら、不思議なことに1回目をよりも力が入りなかなか指が離れませんでした。離そうと力を入れているもう一人も1回目よりも力を入れないといけなかったようで、結構頑張っていたのを覚えています。

身体を動かすというのは、脳が各部位に神経を伝って指令を送っている訳です。この実験の場合は、脳が指が離れないように『手指の筋肉に力を入れろ!!』と言っているわけです。

しかし、それでは本来の力を発揮できないです。それを補うのが2回目の前にやった目で見るということです。

ここでもう1つ、こんな経験をしたことがありませんか?街中を歩いていて、建物のガラス越しに自分の歩き姿や姿勢を見て、『背中が丸くなってる』『自分が思っている姿勢と全然違う』と思った経験です。

そう、案外自分のことって分かっていないんです。そこで大事になってくるのが自分を知るために自分の身体を見る事なんです。人に見られる仕事をしてるモデルさんやダンサーさんは、鏡の前でポージングや振付けをしたりしていますよね。これは、普段から自分の身体をしっかりと見ることで自分の身体をしっかりと理解し、本番の自分を見ることができない状況でも同じようにできるようにするためなんだと思います。

そして、自分の身体をしっかりと認識することは、力を入れやすくなることに繋がります。もちろん、先ほどの指の実験のように力を入れる前に目で確認するほどは発揮しにくいです。それでも頭の中にしっかりとした自分のイメージがあるとないとでは全然違います。

脳が記憶している自分の身体のイメージと実際を極力同じに近づけることです。そうすれば、身体本来の力をさらに発揮できるようになるでしょう!!

なので、鏡やガラスの前で髪形などだけを気にするのではなく、姿勢や歩き方などを見るようにして認識しましょう。そうするとよりかっこよく綺麗に見られるようになるでしょう。

最後に運動会前のお父さんも自分の身体をしっかりと見て動きも確認して、それから走りましょう。そうすると足が絡まって派手に転ぶことも減ると思いますよ(笑)

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