運動しているのに躓(つまづ)くのは、足首に意識がいっていないからかも
先日いらしたお客さんが、『運動をしっかりしているのに、よく躓くのは何で?』と聞いてきました。
しっかりお話を聞かせてもらうと、お友達の事らしく、ジム(マシントレーニングからスタジオでの運動など)にも週に何度も行っているのにいろんな所でよく躓いて転んでしまうそうなんです。
このような悩みをお持ちの方は、沢山いらっしゃることだろうと思います。そこで、躓く理由をお話しする前に少し歩行のお話をしようと思います。
以前の投稿で足を動かすには腕をしっかりと振ることをお話ししましたが、腕を振ることで足が前に進むのを助けてくれます。
下の画像のように肘を曲げて腕をしっかり振ると足も前に出ます。
(絵を書くのが下手なので、今回はとあるソフトを使って画像を作ってみました。これが、慣れていないので中々に難しい(笑))
しかし、腕をしっかり振らないと次の画像のように、足が前に出づらくなります。
ここで、もう一つ注目して欲しいのは足首を見て欲しいのです。
このように、歩いている時に腕をしっかりと振らないと太ももも上がらないし、足首も曲がらずつま先が下を向いてしまいます。このつま先が下を向いているのが、以外に皆さん知らないようで、しかもこの足首をしっかり曲げて歩くのは意識をしないとできない方が多いのです。
そして、この意識をしていないのが重要なんです。
意識をしていないとできないという事は、普段の動きでも出来ていないという事です。そう、運動をしているとき、街中や家の中などを歩いているときに出来ていないのです。
そこで、最初の話に戻ります。歩行時に足首がしっかり曲がっておらず、つま先が下を向いているので、ちょっとした段差などで躓いてしまうのではないでしょうか?
よく躓いてしまうというお悩みの方は、歩いているときに腕を振って太ももをあげることを意識するだけではなく、足首をしっかり曲げてつま先を上に向けることを気にしてみてはいかがでしょうか?