リュックは身体に密着させて腰で支えよう!!

最近では通勤時にスーツでリュックを担ぐ姿は見慣れたものになりましたが、僕の子供の頃はセカンドバック(今はクラッチバックと言うそうですね)やビジネスバックなどがほとんどだった気がします。時々ショルダーバックも見かけましたかね。

時代の流れと共にパソコンが普及し、どこでも仕事ができるようにノートパソコンを持ち運ぶようになってからは、セカンドバックやビジネスバックを持つ姿は減ったように思います。特にセカンドバックは、クラッチバックと言われて一つのファッションのようにして持つ人が少し前から増えたようです。

そして、ショルダーバックやリュックを担ぐ人が増えたのでその担ぎ方を見ているとそれでは肩こりや腰痛が出てしまうなと思っていたので、今回はリュックの担ぎ方などをご紹介していきます。

大事になるのは身体とリュックの密着度とリュックの位置になります。リュックが身体から離れていると下に引っ張る力が強くなるため肩に負担が掛かってしまいます。そして、リュックの位置が腰から下にあるとこれもまた下に引っ張られるため肩と腰に負担が掛かるでしょう。

しっかりとリュックを担げていない人は大体この両方とも出来ていないことが多いように思います。リュックと身体が密着していれば、リュックも身体の一部と感じられるようになるため、実際の重さよりも軽く感じられるようになります。そして、腰よりも上にリュックの位置をすることで、腰から下にしていた時は重さの大半が肩に掛かっていたのですが、リュックの底辺を腰の位置にすることで、肩で担ぐというよりは、腰で背負うことができるようになり、肩と腰に掛かる負担をうまく分散できます。

そのためにまずはベルトの長さの調整とリュックを担いでいる時はチェストベルトをすることで身体の密着度はかなり増すので、もしリュックについていない場合はつけることもできるようなのでしてみるといいと思います。

その他にもリュックにものを入れる際にも少し気を配ってあげると良いと思います。例えば、重いものは極力背中側と底に置くようにするなどです。重いものが身体から離れれば離れるほど、その重さに吊られてリュックが身体から離れようとするので肩や腰に負担が掛かります。リュックを買う際にはベルトの幅が細いものより太いもの選ぶことで肩に掛かる負担は減ります。

このように気をつける点はリュックだけではなくショルダーバックにも一部言える事で、腰の位置にショルダーバックを置いてあげるだけで負担は減ります。

数年前から登山やハイキングなどをする方がどんどん増えているようで、リュックより大きいザックなどを担いでいる方も良く見かけますがこれも基本は同じ担ぎ方で良いです。しかし、ザックを担いでいる方は重さも結構なものになるのでこれだけでは負担の軽減は微々たるものでしょう。中に入れる物の順番もどちらかというと登山中にすぐに出せるようになどの工夫も必要になるので、必ずしも負担を軽減する入れ方ができる訳ではありません。

けど、これらを少しでも知っている事で負担を軽減する手助けになると思っています。なので、リュックやザックを普段からよく使う方は一度自分の担ぎ方を見直してみては如何でしょうか?

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