歩いている時に前の脚?後ろの脚?どちらが大事でしょう?

普段何気なく歩いていると思いますが、歩くときに必要な前に進む力は身体のどこが一番重要でしょう?

もちろん、身体のどこの働きが欠けてもだめです。

以前の投稿で歩くときに足首を意識してつま先をあげると良いですよといったお話をさせてもらいました。そうすると太ももをあげやすくなるため、躓きにくくなるんです。

ということは、前に出した脚が重要なのでしょうか?

前に出す際に太ももをしっかりとあげている事は大事ですが、それが一番ではありません。前に進む力とは聞いたことがあると思いますが“推進力”です。推進力とは、書いた通り『推して進む』力のこと。

前に出した脚では身体を推して進む力というよりは、引っ張る力の方が僕個人としてはしっくりくる感じがします。そう、前に出した時に後ろに残っている脚が推進力として一番大事になってくるんです。

この後ろに残っている脚がしっかりと働く事で身体全体を重心を前へと移動させてくれるんです。これが後ろの脚の働きが弱いと前に出した脚の引っ張る力が必要以上に頑張らなければならなくなり、色々な所に負担が掛かってしまいます。

これは、階段や坂を上る時でも一緒で、前に出ている脚で頑張るより後ろに残っている脚で押し出してあげる方が負担は少ないはずです。最初は慣れないためか逆に辛さが出るかもしれませんが、慣れてくれば自然と出来るようになるのでこちらの方が楽になってくるはずです。

もし、片方の脚に違和感などを感じたら、もう片方の脚のストレッチや関節の動き・可動域を気にしてあげてみると良いでしょう。そうすることで違和感解消に繋がるかもしれません。

歩くことは身体の重心をいかに前にしっかりと移動させるのかが重要になります。重心が後ろに残っている状態で前へ前へと進もうとしてもうまくいきません。なので、重心をしっかりと移動させるために残っている後ろの脚が頑張れるように意識して、これからの花見シーズン出歩くことも増えるでしょうから、脚に負担の少ない歩き方を心がけてみませんか?

最後にyoutubeでみつけた、東北のちょっと行ってみたい桜の名所動画をどうぞ。

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