さて、11月に入り今年もいよいよ残り2ヶ月となりました。本当に寒くなってきましたね。

11月1日に藤沢にある白旗神社で酉の市があったので、初めて行ってきました。最初は、熊手を買おうと思ったのですがいまいちピンと来るものがなく、どうしようか考えていたら隣のお店に達磨(だるま)が売っていたので、そちらを覗いてみたら今回縁があったのは達磨の方のようで、顔を見て『これだ!!』と思い買いました。若干、頼りなさげな顔が気に入りました(笑)

しかし、この頼りなさげな顔の達磨もどれだけ倒されても起き上がってくるという特技があります。それは、重心の位置関係しています。そして、この重心は身体を動かす上でもとても重要なものです。

今回は、重心についてとバランスを崩しても倒れないようにするにはどうしたらいいのかをお話ししていこうと思います。

まずは重心についてです。重心というのは、簡単に言うと身体の中心のことです。この身体の中心というのは今までにも良く出てきているおへその下の方にある丹田(たんでん)あたりが身体の重心です。

そして、この重心の位置が正しい位置にあるということは、今までにもお話しした身体のポイントが一直線になっている良い姿勢であると言えるでしょう。しかし、だからといって達磨のように倒れそうになった時に倒れないように崩れたバランスを立て直せるかというとそうではありません。

達磨の場合は、身体の重心と少し違って、あらかじめ下の方を重くすること重心の位置を下の方にして、倒れても元の位置に戻ります。もちろん達磨の形も重要で、この下の方が大きくて丸い形だから戻ってきてくれるんです。これが丸みがなく角ばった形だと横に倒れると戻ってきてはくれないでしょう。

身体の場合は、達磨と違い関節があるため、バランスを崩すと重心の位置が変わってしまうので、それを元の重心の位置に戻すために色々な筋肉が頑張ります。例えば、平均台の上などの細い所を歩く際はバランスを崩しやすいため、右に倒れ左足をあげてみたり腰の位置を左に寄せてみたりと身体を一部を動かしてバランスを取ります。

このようにバランスを崩すと崩してしまった方と逆側にアクションを起こして整えようとするのです。しかし、ここで問題になるのが普段の生活でバランスを取るような動きというのはとても少ないんです。重心の位置をあえて移動させて動かすことがあっても、急に重心に位置が変わってそれを元に戻そうとすることはあまりないんです。

これは、年齢が上がれば上がるほどこういうことは減ってきます。子供の頃は、学校の体育やクラブ活動での運動、外で走り回って遊ぶことが多いので、バランスを取る動きが多いです。しかし、大人になると運動をする機会が減り、身体を動かすことがとても少なくなっていきます。そうすると、ちょっとしたことでバランスを崩し立てなおす事が出来ず転んでしまいます。

これは、躓いた時に咄嗟に足が出ないなど瞬間的に動けないということにも関係してきます。動かすことが減るということは、自分の意志で動かさないということなので、自分の意志で動かしていないのに咄嗟に動く事なんてできるわけがないですよね?しかも、筋力も衰え、身体の動かし方もどんどん忘れて行ってしまうのでなおのことです。

このようにならないために、日頃から体操やウォーキングなど積極的に身体を動かすことが大事になってきます。もちろんそれだけでもいいんですが、どうせならひと手間加えてより効果の高い運動をしてあげた方が良いと思いませんか?

そこで、以前に一度運動ラインのお話をしました。この運動ラインをうまく活用するとっても簡単なことですので歩いている時などに取り入れてみてください。

まず、一つ目は歩いている時の足の運び方で、普段皆さんは足を真っ直ぐ出していると思うんですが、それでは太ももの内転筋など普段あまり意識して使わない筋肉への運動にはならないので、平均台のように一本の線をイメージとして引いてもらい、その上を歩くようにしてあげてください。そうすると足の運びが内側斜め前になるので腰から下の多くの筋肉への運動になります。

もう一つは、上半身の動きで、歩いている時に腕をただ真っ直ぐ振るのではなく、これも少し内側に振るように意識してもらうことで、身体のひねりの動きが出てただ腕を振るより多くの筋肉の運動になります。しかも腕を振ることで足の動きが良くなるのですが、この少し内側に振ってあげることでより足の動きが良くなるんです。

この2点を歩いている時に意識してあげると、普段あまり意識しない筋肉への刺激にもなり、咄嗟の動きやバランスを崩したときにしっかりと筋肉・身体が反応してくれて、転んだりするのを防いでくれます。ほんの少しの意識で身体はどんどん変わっていきますので、ぜひこれらをお試しいただき、身体の動きをより良いものにしていきましょう。

最後に我が家の達磨の起き上がりをどうぞ(笑)

見事な起き上がりでしょう!!(笑)

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