慣れない在宅ワークで首・肩つらい人はまずはこれで肩甲骨の動きを良くしておこう!!
現在コロナウイルスの影響で、自宅でのお仕事が増えていることと思います。そして、会社と違った環境で机も椅子も仕事をするのに合っていないということもあるでしょう。その結果、首や肩などに今まで以上に辛さを感じている人もいると思います。
そんな方にまずは、この一つだけでもいいので、このストレッチをやってみてください。
①後ろで手をつなぐ。
②掌が下に向くように親指が下から行くように回す。※この時、逆回しだと簡単だし効果もありません。
伸びているのを感じたら、20秒から40秒ぐらいを目安にしっかりと呼吸をしながら伸ばす。
③もし、この動きができないもしくは、できるが痛すぎる方は、タオルなどを持って同じように回す。
どうでしょうか?結構伸ばされる感じがしませんか?
これで胸などの前面の筋肉、二の腕や肘から手首までの筋肉をストレッチすることができ、開きがちになっている肩甲骨も内側に寄せることもできます。
それでは、簡単な説明をしていきます。1年位前にブログでもお話ししましたがデスクワークなど、パソコン業務や家事作業は腕を内側に捻じることがほとんどです。そして、そういう姿勢をしていると、肩甲骨は外に引っ張られていきどんどん開いて固まってしまいます。
あなたの肩甲骨、開いていないですか?のお話。
そうするとどうなるかというと、肩甲骨は背中の筋肉や首の筋肉、肩や腕の筋肉がこぞって付着している骨です。その肩甲骨が開いた状態で固まってしまうと、腕や胸の筋肉は縮こまって固まってしまい、首や背中の筋肉は常に引っ張られている状態になってしまいます。
そして、背中や首の筋肉は直接脊柱に付着している筋肉もあります。それらの筋肉が引っ張られてパンパンに張っているとどうでしょうか?首を回したりした時に一緒に動くであろう脊柱の動きまで悪くなってしまい、可動域が狭くなってしまいます。そりゃそうですよね、引っ張られている筋肉にも伸ばせる限度があるのですから。
そうこうしているうちに、どんどんコリが溜まっていき、辛さや動きづらさを感じるようになります。実際にはほとんどの人が感じているのではないですかね。
もちろん、このストレッチ一つですべてが解消するわけではありませんが、まずはこの一つを毎日仕事の合間や朝起きた時、夜寝るときに行ってみてください。違いは絶対に出てくると思います。今は本当に大変な時ではありますが、これを乗り切ったときに元気でいられるためにも身体のケアをやっていきましょう!!